「仮面さん」を見抜くことは、極めて大事です。しかし、「仮面さん」の発見は、なかなか難しいものです。

  特に難しいのは、永らくそうしてきたので、自分でも仮面とは感じない、 「仮面さん」 が、ほんとうの自分のようになっている場合です。

 

  自分でも気づいていないのでは、どうしてそれを発見したら良いのか? 人から指摘されても納得出来るはずがありません。

  「仮面さん」 こそ、カウンセリングなしには、自由になることは不可能かと思います。とは言っても、かなりの程度までは理解できます。幾つかの特徴を上げましょう。

  第一は、ほんとうのタイプとは違うものがあることです。

 

  例えば、 「行け行さん」 であれば、爽やか指数が非常に高い。特別にハード・スケジュールで、物理的に限界をはるかに越している場合は、さすがの「行け行さん」も爽やか指数が下がります。

 

  しかし、そんなに過激な生活でないのに、爽やか指数が低い場合の 「行け行さん」 は 「仮面さん」 かもしれません。

  しかも、ほんとうの 「行け行さん」 は、殆ど自覚症状がありません。だから、自覚症状の強く出る方は 「仮面さん」 の可能性があります。

 「クールさん」 は、 「仮面さん」 そのものといってよいでしょう。考えてみれば当然です。赤ん坊の時から、 「クールさん」 の筈はありませんね。子供の時は、D(自由気ままな子供) かE (人の評価を気にする子供)か、その両方です。だから途中からそうなったのです。

  同じことは、 「伝統さん」 についても言えます。子供の部分がなくて、親の部分だけというのがこのタイプの特徴ですが、生れた時から 「伝統さん」というのはないはずです。

 どうしてこのようなことが起こるのか。それは、簡単に言えば性格とは、D(自由気ままな子供)からでる不満と 、E(人の評価を気にする子供)からでる不安に、どう対応するか、どう対処するかという問題だからです。

 

 特に、 E (不安さん) の場合が問題です。E (不安さん) さんは、自分は間違っているかもしれないという気持で生きている。このままの自分ではいけない。変わらねばならないと思う。

  あるいは、自分のしたいことを抑えて生きています。我慢して生きている。楽しくはありません。世の中には我侭に楽しくやっている人も多い。

 

  気を使って生きているのに、気を遣っていない人のほうがうまくやっている。もうこんな生きかたはやめようと思うのも無理のないことです。

 一方、 D(不満さん) が仮面を被ることは少ないでしょう。 D (不満さん)さんは、自分が正しいと思って生きている。自分を変えなければと思うことは少ないはずです。

 

  言いたいことをいい、したいことをしているので、それが出来ている間は、変わろうとする必要を感じない。

 したいことが出来なくなった時でも、人に対して腹が立つことがあっても、自己反省能力が少ないので、自分を変えねばという意識は出ないことが多いでしょう。


  ということで、仮面を必要とするのは E (不安さん)が多く、D (自由気ままな子供) も E (人の評価を気にする子供) も両方ある場合でも、E(人の評価を気にする子供)が強くある方が多いでしょう。

  自分の不安を抑えたり、解消するために、貧しい時代の日本を生きた世代では 「伝統さん」 になることが多かったでしょう。

 

  しかし、現在は豊かな時代になったために、「伝統さん」は少なくなり、「クールさん」や、「ぼろぞうきんさん」や、「あんたが悪いさん」になり、ときには、「普通さん」や「行け行さん」 になることもあるでしょう。

  どのタイプになるかは、両親や教育、その他の環境によるでしょう。いずれのタイプになっても、自分の本来のタイプと違ったものですから、大変なエネルギーが必要です。

 

  いつも緊張状態にある。自律神経が過緊張して自律神経系失調症になってきます。自由さ、水みずしさ、豊かさ、温かさを失います。ほんとうの自分でないものに無理になれば、それらのものは失われます。

  他のタイプになろうとすることは、他人の山を登ることですから、いくら頑張っても他人の山です。自分の性格から自由になることは出来ません。一日も早く、仮面からほんとうの自分を発見しましょう。


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