性格グラフの点数は、

 

 A6点  B16点 

 

 C16点 D14点

 

 E4点
 
 さわやか指数 37点

 

 不快指数   40点
 


  この方は、一見「行け行けさん」ですが、A(きびしい親)が極端に低すぎます。充実感テストも「無感動さん」です。
 
  この方は、本来はE(評価を気にする子供)が高いのですが、「強くありなさい」という親からのメッセージを受けていて、「行け行けさん」になろうとされたのです。

 

 「行け行けさん」になるためには、E(評価を気にする子供)を切り捨てなければなりません。そのとき、A(きびしい親)があれば、人間関係を悪化させます。それはE(不安)を高めることになりますので、極端にA(きびしい親)を下げるという操作をされているということで「仮面さん」です。

  このように「仮面さん」には、もとは「不安さん」が多いように思います。「不安さん」は、「人の評価を気にする人です」、何かをしようとしても、「どう思われるだろうか? 悪く取られないだろうか?」と気になり、なかなか行動を起こせません。

  思い切って行動すれば、今度は、どう思われたが気になり不安になります。夜もなかなか寝られません。「こんなことの繰り返しで人生が終わるのか」と思うと、自分が嫌になります。そこで、「もう一切気にすることは止めよう。ずぶとく生きよう」、そのように決心する人が現れてきます。たしかにそうです。

  気にしてばかりでは、何のための人生か分かりません。世の中をみれば、ずうずうしく生きている人もたくさんいます。そのような人の方が成功しているではありませんか。「もう、こんな自分とは縁をきろう」、そう考えたとしても、なるほどと納得のいく話です。

  しかし、一般的にいって、「不安さん」が「行け行けさん」になることは成功しません。自分を主張したり、思い切って行動しても、不安が増えるばかりです。振り払っても、人の目は消えません。突出すれば、した分だけ人の評価にさらされます。

  良い評価を得ることが、「不安さん」にとってなによりの安心ですから、自分を主張したり、自分の好きなように行動することは、わがままになることですから、評価が下がります。身も心も、疲れ果てるだけ、これが普通なのですが、なかには「行け行けさん」に成功する人もいます。

  その場合は、不安を抹殺することになります。悪い言葉で言えば、突っ張る、いなおる、ということになります。長年にわたって、持ちこたえてくると、ある程度身につきます。一見、エネルギッシュで、豪放とまではいかなくても、精悍なタイプになります。

  しかし、本来の「行け行けさん」とはやはり違います。不安をおさえ、突っ張っているのが、本人にすら分からなくなっていても、常に緊張があります。不安がでようとすると、すぐに押さえなければなりません。

 決断力や社交性もそんなにないのに、熟練しているように演じなければなりません。リラックスできません。ゆったりとすれば、不安が芽を出します。不安がでると、仕事の指示を求められても、すぐに対応できません。そのために、いつも身構えて、すきのないようにしなければなりません。

  昼だけではありません。昼は目の前のことに集中していますが、睡眠中は現実から解き放されるので、過去の不安がでてきます。これでは、夜もゆっくり寝ていられません。不眠になり、疲れます。昼も夜も自律神経系が過度に緊張し、ストレス一杯になってきます。


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